January, 2017   No.193

 

 

新刊・新着洋書案内

 

□ 新年おめでとうございます。世界中が政治の力学、というよりメディアに振り回された昨年でしたが、もちろん、本震はこれからでしょう。メディアの本質は言葉です。時流に対して常に自らの水位を保った竹山道雄の文章が再評価されているのは当然でしょう。

□ 笹山先生の『甲山日記抄』(私家版、2001)は「英語青年」に連載されたエッセイをまとめられたものですが、どの1篇にもスリリングな透明感があります。思索と言葉の間に絶妙の距離感があります。先生にはブラウザーの初号に当時のシェイクスピア研究を俯瞰する書誌を寄せていただき、そのなかで、当時ほとんど注目されていなかったGreenbaumも紹介、笹山先生にしかできない読む書誌として、いまだに問い合わせをいただくことがあります。

□ 先生のチーズ醍醐味エッセイは有名ですが、微妙な感覚・感性を持ち合わせない読者の一人として、つい、文学鑑賞と重ねてしまいます。『甲山日記抄』は閑雲野鶴にはじまって、閑雲野鶴で終わっていますが、ブラウザーに醍醐味エッセイでもいただけないかなと思っています。

 

 

 

 

  『アレーテイア』 Vol.XXXI 目次

 

□ コールリッジの pain という苦しみ/土屋繁子

 

 

 

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