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これからの英語教育 ―英語史研究との対話―

Can Knowing the History of English Help in the Teaching of English?

編者: 家入葉子 (京都大学)

 

(Studies in the History of the English Language, 5)

大阪洋書, 20164, ISBN: 9784990458454, ソフトカバー, 162 p., A5, 本体2,275

 

本書は、2014525日に北海道大学で開催された日本英文学会第86回大会のシンポジウム「グローバル時代の英語教育―英語史からの貢献―」における報告を拡充する形で編集したものです。シンポジウムで報告を行った4名、家入葉子(編者)、寺澤盾、谷明信、池田真(発表順)の論文に、日頃より英語史と英語教育の連携に関心をもつ3名の著者、古田直肇、中尾佳行、堀田隆一の論文を加えました。動詞の三人称単数語尾-sという個別事象を扱うもの、英語の語彙という特定の分野に焦点を当てるもの、英語教員養成課程という特定の教育環境を想定して議論を展開するもの、英語史を意識した英語教育のケーススタディなどが含まれ、その扱う内容は多彩です。しかしいずれの論文も、英語史の知見が英語教育に貢献するところは大きいという結論を提示するとともに、その具体的な可能性についての提言を行っています。現代英語のさまざまな現象が英語史と深く関連しているにもかかわらず、これまで英語史と英語教育との接点を探る試みはあまり積極的には行われてきませんでした。英語を専門的に学ぶ場合でも英語史に自然に触れるということが少なくなってきた今、この問題をあえて取り上げることの意義を感じて編集したのが、『これからの英語教育―英語史研究との対話―』です。英語を教える必要のある先生方、英語学、英語史、言語教育に関心をお持ちの方々に、本書をお勧め致します。

 

目 次

 

はじめに 英語史と英語教育の対話                  ・・・・・家入葉子

英語史と英語教育の融合 Applied English Philology の試み      ・・・・・池田

英語教員養成課程における英語史                   ・・・・・谷 明信

第二言語習得研究の示唆する英語史の教育的価値            ・・・・・古田直肇

英語の発達から英語学習の発達へ 法助動詞の第二言語スキーマ形成を巡って ・・・中尾佳行

グローバルな英語語彙 英語史から語彙教育へ             ・・・・・寺澤 盾

3 単現の -s の問題とは何か 英語教育に寄与する英語史的視点      ・・・・・堀田隆一

英語史と英語教育の接点 ヴァリエーションから見た言語変化       ・・・・・家入葉子

索引

 

 

バックナンバーございます。ご注文承ります。(2号は品切れ、第4号は在庫僅少です。)

1 Studies in the History of the English Language, 2006-2009, 2010年、本体1,900

2 15世紀の英語 -文法からテキストへ-、2013年、(品切れ)

3 Chaucer’s Language: Cognitive Perspectives 2013年、本体2,106

4 Studies in Middle and Modern English: Historical Change, 2014年、本体2,058